ガスコンロの火

アンチ・オール電化

スカステで見たもの感想(随時更新)

スカステだったり見た映像についての感想です。

 

・双頭の鷲(16年/宙組/ドラマシティ)2018.2.14

エリザベート」誰もが好きだと思います。誰しも推し(もしくは贔屓)がトート閣下を演じるさまを想像したことがあるかと思います。

その理由は、勿論作品そのものの魅力もありますが、エリザベート…もとい高貴な人々の生活を覗き見してあれこれ想像するするのが楽しいという下卑た週刊誌精神に由来するでしょう。

この「双頭の鷲」は、あの皇后エリザベートをモチーフにした王妃と、彼女に忍び寄った暗殺者スタニスラスの関係を楽しく美しく憶測しつつも、大衆の窃視趣味のグロテスクさを強烈に皮肉った、スパイスの効いた作品でした。面白かったです。王妃役の実咲凜音さんは、直前のエリザベ―トで同名役を演じた直後なだけに、きっとこの時の宙組だからこそ出来た作品なのだな、と思います。作中の王妃とスタニスラスは過剰なまでに美しい愛の言葉を囁き合うのですが、その気持ち悪いくてクサい演出は、それこそが「大衆の望むシナリオ」だからだなのかと。これ、劇場で見たら「観客の欲望」みたいなものをゴリゴリに見せつけられてウンザリゲンナリする体験ができそうです。「夢の世界」の宝塚でこんな作品を上演するの、なかなか勇気があると思いました。

フェーン伯爵の厳格さから漂う打たれ弱そうなところがめちゃめちゃ好き〜〜〜〜大変セクシーだと思います。 ソロでの演出のふざけっぷりが楽しいです。自分をプレスリーに喩えるナルシストっぷりも好きです。

それから桜木みなとくんの公爵もカワイイです。あと、2幕冒頭の和希そらくんのストーリーテラーの客降りは「私のホストちゃん」の口説きタイムかよ!?と思いました。

 

 

ランスロット(11年/星組/バウ)2018.2.12

http://www.skystage.net/Prgm/Detail/5831.html

一部ではサンホラコラボとして有名な作品。生田先生がめちゃめちゃRomanと終端の王がお好きなことがバリバリ伝わってきて楽しい。Revo氏が関わったのは主題歌だけなのに、歌詞の各所にローラン語彙が散りばめられていたり(「ランスロットに続け―!」)SEが聞いたことのあるものだったり、コーラスの使い方がすごくサンホラっぽくて良いです。

脚本自体はそこまで特筆すべきものではないけれど、モルドレッド(芹香斗亜)がもう一人のランスロットの「物語」であり、彼がランスロットを殺すという筋書きに生田先生の萌えを感じました。「我が最期の罪許してくれ―一緒に死んでくれ!」ってランスロットがモルドレッドと刺し違えるあたりにも生田先生のご趣味を感じました。好きです。今思えばこの2人が新生宙組のトップと二番手なわけで、そう思うと大変エモいなと思います。挨拶で泣いちゃうまかじぇくんは、真風涼帆、というよりもゆりかちゃんという感じでカワイイ!!!!

ちなみに、ランスロットではなくアーサー王が聖杯に「物語のやり直し」を願うのがFate/stay nightです。

私が美穂圭子さんを見る時、だいたい謎の力を持つ謎の女性役なのが面白いです。美穂姐、そのまんまサンホラの地平線にデビューできると思う。

あと、生田先生の萌えは私の好みと合致しすぎると思いました。